京都で聞いた民泊経営の話に心が揺れた夜|自分には踏み出せなかった理由
京都で出会った民泊管理者の話に心が揺れた夜。
京都に行く用事があったとき、
栃木の那須出身だという男性と話す機会があった。
仕事で京都に来ていると言う。
何の仕事かと聞くと、民泊の管理をしているとのことだった。
一気に興味が湧いた。
自分の知らない世界がそこにあった
観光エリアの戸建てを外国人向けに貸し出しているらしい。
Google翻訳があればコミュニケーションは問題ない。
物件管理から経理まで全部やっているが、
それがまったく苦ではないと言う。
話を聞けば聞くほど、
自分のいる世界とは違う匂いがした。
中国人旅行者が減った影響で、
京都の宿泊単価が一時期1/3ほどに下がった。
民泊も当然影響を受けている。
それでも、
中国人旅行者が多かった時期は
月の売上が100万円を超えていたという。
どこにでもありそうな一軒家で、だ。
自由と責任のバランスに惹かれた
物件オーナーは東京在住。
資産がありすぎて暇を持て余し、
毎日公園で鳩に餌をやっているらしい。
その姿が、彼の目標だと言っていた。
聞けば、
実家に少し問題を抱えていて、
自分が大きく稼げるようになれば助けられると考えているという。
明るい未来を語りながら、
同時に背負っているものもある。
そのバランスに、
なぜか強く共感してしまった。
サラリーマンという王道からは外れている。
でも、自分で仕組みを作り、
自分で責任を負い、
自分で可能性を広げている。
正直、羨ましかった。
それでも踏み出せなかった理由
自分もやってみたいと思った。
でもすぐに現実が浮かぶ。
時間がない。
お金も余裕がない。
今の状態で新しい挑戦をする余力はない。
だから、
「自分がやる」ではなく、
「その人がうまくいってくれたらいいな」と思った。
もし彼が成功したら、
『王道じゃなくてもいいんだ』と証明してくれる気がした。
市場で戦う以外の選択肢に気づいた瞬間
会社員として働くことがイヤなわけではない。
でも、
それだけが正解じゃないと誰かが示してくれたら、
少し救われる気がする。
その夜、
自分は何も始めなかった。
調べることもせず、
資金計算もしなかった。
ただ、
民泊という世界が頭の片隅に残った。
FXで増やす。
株で取り返す。
そういう“市場の中で戦う”発想しかなかった自分に、
「仕組みを作る側」という別の選択肢が見えた瞬間だった。
→ 資産運用、まだやらかしてます|失敗続きでも投資をやめられない理由
→ 助かる理由を探して検索をやめられなかった|資産運用迷走記
結局、自分は選ばなかった
結局、自分はその道を選ばなかった。
でも、
あの出会いは消えていない。
もしかしたら、
自分が探しているのは
大きく勝つことじゃなく、
「会社以外でも生きられる」という証明なのかもしれない。
資産運用、まだやらかしてます。

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